
私がよく見ているサイトに気になる記事が載っていました。
「HPの充実化からイメージアップ、人材確保へ! 欧州から見るITのプロモーション活用」という記事です。
https://agrijournal.jp/production/50919/
筆者の方は、現在ベルギーで研究をされているそうでヨーロッパの農業系団体の方たちとお話しをすることがあるそうです。
今現在ヨーロッパの農業界はイノベーションがかなり進んでいるようで、そこと日本の農業の業界を比べると圧倒的な差を感じるものがあったそうです。
それが「ホームページの充実度」だそうです。
ホームページの目的は、売り上げのアップはもちろんのこと会社の信用度をあげたり情報を配信することにより知名度を上げることなどですが、もう1つ「人材の確保」も目的の1つです。
・農家の課題について考える
農業の課題として人材不足が課題の1つとして挙げられると思います。
農林水産省によると2000年は農業従事者が389.1万人
そして2017年では181.6万人にまで減っているそうです。
この7年で半分以下になっているというのは驚きですよね。
さらに平均年齢は2000年の61.1歳から17年間で66.7歳まで上がっているそうです。
この高年齢化も課題の1つです。
他の業界を見渡してもこんなに平均年齢が高い業界はなかなかないのではないでしょうか?
ちなみに私は美容師もやっていますが美容師業界の平均年齢は約30歳だそうです。
しかもかなりの重労働ですし、、、
本当に農家の方には頭が上がりません。
このままでは農業従事者もどんどん少なくなっていってしまう可能性があります。
ではなぜ若い人が農業に従事しなのか?
・若い人がなぜ農業に興味を示さないのか?
なぜ若者が農業に興味を持たないのか?
まずはイメージの問題です。
若者の農業に対するイメージは地味で重労働で稼げなさそうなどがあるそうです。
たしかに私(27歳)の周りでも農家になりたいという方はあまりいないように思えます。
まあ法律の問題で新規参入が難しいなどの側面ももちろんありますが、、、
どちらにせよイメージがあまり良くありません。
しかし農家という仕事はそれだけではないと思います。
もっといい面がたくさんあるはずです。
自分の作った野菜やフルーツをお客様がおいしいと言いながら食べてくれる、卸している先のレストランのお客様がおいしいと言ってくれる、などたくさん魅力があります。
そういったポジティブなことをどんどん発信していくことで若者は興味を示しやすくなります。
最近ではスマート農業という言葉もあるように農業のIT化も進んできています。
そういったものに敏感になり取り入れてカッコよくないや地味で重労働などのイメージを払拭することも今後大切になってくるのではないのかなと思います。
若者の情報の仕入れ先は主にインターネットやテレビです。
特にインターネットの影響力は計り知れない程です。
そこに多くのポジティブな情報を流していくことによって若者の興味関心を引き付けることが出来ます。
・食料自給率の減少
日本では食料自給率の減少ということが問題になっています。
今後平均年齢がさらに上がり退職者も増えた場合、農業従事者も今以上に減ることになり食料自給率も減少していきます。
もちろん他にも原因はありますが高年齢化、農家の人口の減少も大きな原因の1つになっていると考えられます。
そしてこの問題を解決していくにもポジティブな情報の発信が重要になってきます。
先ほども申しましたがとにかく若者に向けての発信が重要なカギになってきます。
農業にはたくさんの魅力があることを伝えなくてはなりません。
例えば1泊農業体験など一度体験してもらうなどいい案があったとします。
それを宣伝していくには地元にポスターを貼るやチラシを配るでは不十分です。
ターゲットは「都会に住んでいて仕事や人混みに疲れ田舎に行きたい」などと思っている若者です。
そこに伝えていくにはインターネットの力を借りることが1番だと考えます。
多くの若者がインターネット、SNSから情報を得ているのが現状で、何かあったらインターネットで調べる、良いと思ったものはSNSに載せる、これが今は当たり前になってきているからです。
なのでホームページを持ち検索に引っかかるようにすることやSNSで発信することが重要になっています。
そういったことがやがて食料自給率の問題にもつながってくると考えられます。
・課題の解決に向けて
農業従事者の減少、高年齢化この課題を解決していく方法の1つとして、「ホームページの開設」が挙げられます。
まずはホームページがないと検索には引っかかりませんし信用度がかなり落ちてきてしまいます。
そして良質な記事を上げることで検索の順位を上げさらに多くの人に見てもらうことが出来ます。
そうすることでもちろん売り上げにも影響していきますし、人材募集のページを作っておけば人材確保にも影響していきます。
こちらから求人をかけることなく集まってくるということもあり得るということです。
そしてSNSと連動させることによりさらに効果を上げることが出来ます。
検索に引っかかるようになるには少し時間と手間がかかりますが、SNSを使うことにより発信力をさらに高め多くの人にページを見てもらうことが出来ます。
SNSだけの運用でももちろん大丈夫なのですが「信用度やページに載せられる情報量」などを考えるとホームページを持っていたほうがより効果的です。
こういったインターネットやSNSを使い効率的に農業の課題と向き合うことが出来ます。
・まとめ
今回の話しとしてはかなり大きな話しになってしまいましたが、皆さんも業界全体をもっと盛り上げたいという気持ちはあると思います。
そういったものを私たちもインターネットやホームページ制作という形でお手伝いできればと常に思っております。
今現在ホームページやIotなどの力を使い農業をしている方は少ないのかなと思います。
なので早めにホームページなどのITを導入して売り上げをアップさせながら一歩先に出ていくというのはいかがでしょうか?
是非一緒に農業のイメージアップをしながら売り上げアップも目指して頑張っていきましょう!
もし詳しい内容やご興味がありましたら是非 and farmers… にご連絡ください。
ご相談はもちろん無料ですのでお気軽にどうぞ。