今回はデザインについて書いていきます。

 

そもそもデザインとは何かわかりますか?

大体デザインと聞いて思い浮かべるのはおしゃれにしてカッコよく可愛くするというビジュアル面のことが多いのではないでしょうか?

 

私も以前は良いデザインというのは見た目が全てだと思っていましたしデザインが良ければ機能性が多少悪くても、少しくらい不便でも仕方ないと思っていました。

 

しかし本当に良いデザインとはそうではなかったのです。

 

見た目が良く機能性が悪いものは単なるアートなのです。

 

まずデザインとは何か紹介して行きます。

 

 

・デザインとは

 

まずは言葉の意味です。

 

デザイン(英:design)とは、「美しさ」や「使いやすさ」などの狙いを実現するために創意工夫すること、および、その創意工夫の成果を反映させた見た目や機能のあり方のことである。多くの場合「図案」「模様」「設計」「造形」「構想」などと言い換えられる意味合いで用いられる。

 

つまりデザインとは、見た目の「美しさ」と機能性の「使いやすさ」の両方を設計するということです。

 

 

しかし多くの方はデザインとアートを混同してしまっています。

 

ではアートとデザインの違いは何か?

 

先ほどデザインの言葉の紹介をしましたので今度はアートの言葉の説明をしていきます。

 

 

・アートとは

 

芸術、芸術作品、美術、美術作品、(何かをする)技巧、術、わざ、熟練、腕、(専門の)技術

 

アートとは芸術です。

つまり自己表現をしていくということになります。

自己表現をするということは自分の考えを中心に自分の感じたことや思ったことを絵や何かの美術作品に作り上げるということです。

 

世の中に必要とされているかは分からないし世の中が便利になるか分からないけど、自分はこれが良いと思うというものを作り上げることがアートです。

 

受け取り手がこんな感じかな?と考えさせるものと言ってもいいかもしれません。

 

もちろんアートがダメだとかそういうことを言ってるのではありません。

アートも世の中に必要ですし、アートがないと世の中もつまらないと思います。

アートには考えさせる余白があるのでとても面白いものですし解釈によってたくさんの答えが生み出されるので最高に面白いものだと思います。

 

しかしデザインとは全く性質が違うということです。

 

ここで一度アートの特徴をまとめます。

・自己表現

・機能性よりも見た目重視

・受け取り手に考えさせる

 

この3つが主なアートの特徴です。

 

 

・優れたデザインとは?

 

では優れたデザインとは一体何かを考えていきたいと思います。

 

デザインとは先ほども書いた通り、「見た目の美しさ」と「機能性」が何よりも大切です。

見た目の美しさだけではアート作品ですし、機能性だけでは見た目がダサくて手に取ろうとも思いません。

この2つの「美しさ」と「機能性」のバランスがしっかりとれているものが優れたデザインと言えると思います。

 

伝説のデザイナー

Dieter Rams(ディーター・ラムス)氏の優れたデザインの10原則をご紹介します。

 

1. 優れたデザインは革新的である

常にイノベーションの可能性は存在している。技術的な進展は革新的なデザインにいつも機会を提供してくれるものだ。しかし、革新的なデザインというのは進んだ技術と常に協力関係にあって、デザインそれ自体で革新的であることはできない。

 

2. 優れたデザインは製品を便利にする

製品とは誰かに使用されるために存在する。つまり、そのためには、一定の基準を満たす必要があり、機能性だけではなく、見た目が一定以上に魅力的であることや、ユーザーの心理面にも働きかけることが大切である。さらに、優れたデザインとは、その利便性を強調しているものだ。そしてそれは、その製品の魅力を損ねかねるいかなる因子も気にならなくなるような強さがある。

 

3. 優れたデザインは製品を美しくする

製品の美しさは便利であるために不可欠な要素である。なぜなら製品は毎日使用され、ユーザーとその生活に影響を与えるものだからだ。慎重に設計されているものだけが美しくなれるのである。

 

4. 優れたデザインは製品を分かりやすくする

優れたデザインは一目瞭然である。製品の機能をユーザーに対して明らかに提示し、直感的に使えるように誘導する。つまり、優れたデザインは説明を要さないのだ。

 

5. 優れたデザインは慎み深い

優れたデザインは決して飾り気があるわけではないのに、それによる仕事をまるでアートのようにしてしまう。つまるところ、中立的で控えめなのである。それは、ユーザーが自己表現できる余裕を残すためだ。

 

6. 優れたデザインは正直だ

優れたデザインはその製品をそれ以上に見せかけるようなことはしない。事実よりも革新的だったり、パワフルだったり、価値があったりするかのように、小細工することがないのである。ありのままを表現するのが優れたデザインなのだ。

 

7. 優れたデザインはタイムレス

優れたデザインはトレンドに流されない。それゆえ、時代遅れになることもない。トレンディではない代わりに、何年も何年も使われるのだ。たとえ、今日の使い捨て社会であったとしても。

 

8. 優れたデザインは首尾一貫している

優れたデザインは決して適当でも、成り行き任せでもない。ユーザーに対しての心配りがあり、いつも的確なのである。

 

9. 優れたデザインは環境に優しい

優れたデザインは環境保護に重要な貢献をする。製品の生涯を通して、物質的にも、視覚的にも、環境汚染は最小限であり、資源の保護を実現する。

 

10. 優れたデザインは可能な限りデザインをしない

「より少なく、しかしより良く」ー なぜなら、そのようなデザインは重要な点だけが凝縮されていて、重要でないものに余計なエネルギーを消費せずに済むからである。純粋で簡素に。原点に立ち返れ。

 

もうこれがデザインの全てと言っても過言ではありませんね。

見た目の美しさに触れているのは3の項目くらいであとは主に機能性のところを重視していますね。

そして「優れたデザインは可能な限りデザインをしない」というのはシンプルにすることを心がけなさいということです。

これも機能性につながってきます。

シンプルにするということとはつまり、ごちゃごちゃしたものをなくし使いやすくするということです。

使いやすくなれば必然的に機能性、操作性が上がってきます。

 

このシンプルというのが一番難しいんですね。

機能をたくさん付ければ機能性が上がりそうですが、かえってごちゃごちゃになり本来使いたかった機能も使いにくくなったり、逆に機能を減らし過ぎると不便で必要のないものになる。

このバランスこそが真の優れたデザインということなのですね。

 

 

ここで優れたデザインについても一度まとめていきます。

・利用者の気持ちを考える。(他人表現)

・利用者の問題を解決する。

・機能性を重視するが一定の美しさを保つ。

・わかりやすくする。説明は要らない。

 

ということになります。

 

・まとめ

 

優れたデザインは見た目も美しく誰にでも使えるように分かりやすく、説明などいらないそして便利であること。

 

なかなかハードルが高いですが私たちもこのような優れたデザインを多くの方に提供できるように日々勉強をしております。

 

是非あなたのお仕事にデザインを取り入れてみませんか?

お気軽にご連絡ください。皆様のお手伝いが出来ることを楽しみにお待ちしております。